ブルーベリーの品種【チャンドラー】の特徴と育て方

チャンドラー

ブルーベリーの中でも、ひときわ大きく、特に人気の高い品種がチャンドラーです。

今回は、チャンドラーの特徴と育て方をご紹介します。

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チャンドラーは、ノーザンハイブッシュ系のブルーベリーです。ノーザンハイブッシュ系は、寒冷地に適した系統で、日本の気候にもよく合います。

チャンドラーの特徴は、以下のとおりです。

  • 果実が大きく、500円玉ほどの大きさになる
  • 甘くて酸味が少なく、食べやすい
  • 収穫期間が長く、6月中旬から7月下旬まで続く

チャンドラーは酸性土壌を好むため、植え付けの前に土壌の酸度を調整しておきましょう。ピートモスや硫酸アンモニウムなどを混ぜて、pH値を5.5~6.5にします。

チャンドラーは日当たりを好むため、午前中に日が当たる場所に植えましょう。また、風通しのよい場所の方が良く育ちます。

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。特に、夏は乾燥しやすいので注意が必要です。

肥料は、3月と9月に化成肥料を与えます。

病害虫はそれほどつきませんが、まれにイラガが発生することがあります。

チャンドラーの収穫は、6月中旬から始まります。果実が青紫色に熟したら、収穫しましょう。

収穫した果実は、そのまま食べるのはもちろん、ジャムやケーキ、ヨーグルトなどにして楽しむのもおすすめです。

チャンドラーの増やし方は、苗木から育てるのが一般的ですが、挿し木から育てることもできます。

挿し木の方法は、以下のとおりです。

  1. 10cmほどの長さの枝を切り取る
  2. 枝の下部を斜めに切り取る
  3. 枝の下部にある葉を2~3枚残して、上の葉は取り除く
  4. 乾燥させないように水に浸しておく
  5. 挿し木用の土に枝を挿す(ピートモスを混ぜ込む)
  6. 土を軽く押さえて、水をたっぷりとやる

挿し木は、春から秋にかけて行うことができます。

挿し木は比較的難易度が高いので、失敗したくない方は苗木を購入して育てるのが良いでしょう。

チャンドラーは、甘くて大きく、収穫期間が長いことから、人気の高いブルーベリーの品種です。

酸性土壌を好むため、植え付けの前に土壌の酸度を調整しておきましょう。日当たりと風通しのよい場所で育てれば、おいしいチャンドラーを収穫することができるでしょう。

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