農家がブルーベリーを発送したり、個人で知人に送ったりするときにフードパックを利用することがあると思います。
今回は、ブルーベリー用のフードパックについて考えてみたいと思います。
ブルーベリーと湿度の関係
果物を保存する時は、基本的には湿度が高い方が良いと言われています。
これは、水分の蒸発を防ぐことで、瑞々しさを保つためです。
ブルーベリーも湿度が高い方が瑞々しさは保たれるのですが、その反面あまり湿度が高すぎると潰れやすくなるのです。
保存方法や発送方法の違いによって、使用する容器等は以下のように分けられます。
【冷蔵庫での保存やクール便発送の場合】
・湿度を保つため、ラップや保存容器、穴の空いていないフードパック等を使用する。
【常温保存や常温発送の場合】
・湿度が高くなりすぎないように、穴の空いたフードパック等を使用する。
湿度等がブルーベリーに与える影響が、下の記事より分かりますので参考にしてみてください。
ブルーベリーの常温発送は穴の空いたフードパックを使いましょう
ブルーベリーの収穫時期は6〜9月の高温多湿の時期で、常温保存だとかなり潰れやすくなります。
ブルーベリーはクール便発送が望ましいのですが、送料の関係で常温を選択するケースもあると思います。
どうしても常温で発送する場合は、なるべく湿度が高くなりすぎないように、穴の空いたフードパックを使用するなどして通気性をよくしましょう。
フードパックに穴が空いていない場合は?
穴が空いていないフードパックも多いので、その場合は自分で穴を空ければ良いです。
穴を空けるのは、はんだごてを使うのが良いでしょう。はんだごてで小さい穴をいくつか空けていけば良いです。
はんだごてを使ったことのない人でも、すぐに慣れると思います。穴は多い方が通気性が良くなるので、自分で穴を空ける方が良いかもしれませんね。
はんだごての価格はそれほど高くないので、ぜひチャレンジしてみましょう。
まとめ
年々温暖化が進み、ブルーベリーの常温発送は難しくなっていくと思います。
できることならクール便発送が望ましいのですが、どうしても常温発送する場合は、なるべく通気性の良い穴の空いたフードパックを使用しましょう。
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