【2024年】ブルーベリーの相場はキロ単価でどのくらい?

相場

農家がブルーベリーを売る場合も、消費者がブルーベリーを購入する場合も、ブルーベリーの相場がどのくらいなのかを知ることは大事なことです。

今回は、2024年のブルーベリー価格の相場をご紹介します。

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青果市場について

ブルーベリーが生産者から消費者へ行き渡るまでの過程を、図解したものが以下のようになります

最も多いのが卸売市場を経由する方法ですが、近年では生産者が卸売市場を経由せずに、直接消費者や外食産業に販売するケースも増えてきました。

それでも青果物の約8割は卸売市場を経由しており、卸売市場の役割は今なお非常に大きいものとなっています。

ブルーベリーのキロ単価

青果市場における、2024年5月までのブルーベリー価格の推移が以下のようになります。(単位:円)


2021年2022年2023年2024年平均
1月1,9792,4192,6813,2802,590
2月2,7652,4493,1062,9342,814
3月3,7744,2393,9854,5654,141
4月3,4813,9263,6593,9233,747
5月3,2743,6743,5483,5723,517
6月2,5152,7082,549
2,591
7月1,9712,0151,987
1,991
8月1,9711,7291,845
1,848
9月2,0712,1251,903
2,033
10月2,4252,9313,717
3,024
11月2,5932,7963,468
2,952
12月2,3282,6013,339
2,756
年平均2,4702,5822,982
2,678
※数値は東京都中央卸売市場月報より引用

2023年の価格推移を見ると、6月〜7月の収穫期は前期比で若干下落したものの、10月は3,717円/kg(前期比786円増)、11月は3,468円/kg(前期比672円増)と大幅に上昇しております。要因としては、温暖化により収穫期が早まった為、在庫が早期に減少したものと思われます。

2024年に入ると1月に3,280円をつけており、1月としては異例の高値です。2024年はその後も高値傾向であり、物価高の影響を受けていることが考えられます。

ブルーベリーの収穫時期は6月〜9月なので、その時期は一年で最も安い時期になります。その後、徐々に高くなり、2月〜5月は3千円/kg以上まで高騰していくのが例年の推移です。

ブルーベリーを売る場合は相場の推移を考慮しよう       

農協は卸売市場の相場を参考にして、相場よりも安い値段で農家から仕入れます。

そのため、ブルーベリーを農協に売る場合は、卸売市場の相場の値動きに注意し、できるだけ高い時期に売るのが良いでしょう。

また、ECサイトやフリマで売る場合も、相場の値動きを参考にすると良いでしょう。

まとめ

2024年のブルーベリー相場は1月に3,280円をつけており、その後も高値傾向で推移しています。今後も物価高等の影響で、高値で推移することが予想されます。

また、ブルーベリーは極端に不作となる年はないものの、年々進む地球温暖化の影響は懸念されるところです。

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