ブルーベリーが急に元気を失ってしまった…そんな経験はありませんか?ブルーベリーは比較的育てやすい果樹と言われていますが、ちょっとした環境の変化や管理ミスで枯れてしまうこともあります。
この記事ではブルーベリーが枯れてしまうよくある5つの理由と、その対策を分かりやすく解説します。初心者の方にも実践しやすい内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
1. 土壌のpHが合っていない

ブルーベリーは酸性土壌(pH4.5〜5.5)を好みます。一般の土(中性〜弱アルカリ性)では根がうまく働かず、次第に弱ってしまいます。
【対策】
- ピートモスを使って酸性に調整
- pH測定キットで定期チェック
- 鉢植えはブルーベリー専用土を使用
2. 水のやりすぎ/水不足

ブルーベリーは過湿にも乾燥にも弱い性質があります。水が多すぎると根腐れ、少なすぎると葉がしおれてきます。
【対策】
- 表面が乾いたらたっぷり水やり
- 鉢植えは受け皿に水を溜めない
- 夏場は朝か夕方に水やりを徹底
3. 日当たりと風通しが悪い

日光不足や蒸れた環境では、成長が鈍り病害虫も発生しやすくなります。
【対策】
- 南向きの場所に植える
- 周囲の植物と間隔を空ける
- 室内なら窓際やベランダを活用
4. 病害虫の被害

特に梅雨時期から夏にかけては、アブラムシやハダニ、灰色カビ病などに注意が必要です。
【対策】
- 葉の裏や枝の付け根を定期的にチェック
- 病気の部分は早めに除去
- 必要なら無農薬スプレーを活用
5. 剪定・管理ミス

剪定を怠ると風通しが悪くなり病気の原因に。一方で、剪定しすぎると株が弱ります。
【対策】
- 剪定は12月〜2月に実施
- 古い枝や内向きの枝を切る
- 実をつける1年枝は残す
枯れたように見えても冬なら大丈夫!

ブルーベリーは落葉樹です。冬になると葉が落ち、枯れたように見えることがありますが、春には新芽が出てきます。
枝を軽く折ってみて、中が緑色なら生きている証拠。焦って処分しないようにしましょう。
まとめ
ブルーベリーが枯れる主な原因は以下の5つ
- 土壌のpH不適合
- 水のやりすぎ/不足
- 日当たり・風通しの悪さ
- 病害虫の発生
- 剪定・管理ミス
どれも対策可能ですので、まずは自分のブルーベリーの状態をチェックしてみましょう。
👩🌾 ワンポイントアドバイス
初めて育てる方は、鉢植えから始めるのが安心です。環境調整がしやすく、土壌管理もしやすいからです。
枯れてしまっても、再チャレンジすればきっと上手に育てられます。ぜひこの記事を参考に、美味しいブルーベリー栽培を楽しんでください!
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